鳥原山展望台から30分弱で着いた小朝日岳の山頂は2つに分かれていました。

標柱がある手前の頂は人が多くて腰を下ろせる場所がなかったので、記念写真を撮って
から西の頂に移動しました。

     
_(登山道から見上げた小朝日岳)__________(小朝日岳に立つ標柱)

西の頂で 寒河江のスーパーで買った梨を食べたら瑞々しくて美味しかった。

梨を食べながら小朝日岳の山腹に目をやるとペルシャ絨毯のような紅葉が広がっていて、
大朝日岳を見ると 稜線にかかる雲が みるみる成長を続けてました。

     
_____(小朝日岳の紅葉)__________(小朝日岳から見た大朝日岳連峰)

小朝日岳から浮石の多い急斜面を10分下りた所で古寺鉱泉の巻き道を右から合わせたら
その下にある熊越からダケカンバの中の登山道を緩やかに登ります。

     
__(小朝日岳から下りる登山道)_________(ダケカンバの中の登山道)

樹林帯を抜けると笹とナナカマドの稜線に出て 登山道の奥に大朝日小屋が見えましたが、
もしかしたら この辺りがヒメサユリの群生地かもしれません。

 (稜線から見た大朝日岳、矢印が大朝日小屋)

小朝日岳から1時間弱歩いた所にある銀玉水は標識の左後ろから冷たくて美味しい水が
出ていて、(前回もそうでしたが)この高さにある水場で冷たくて美味しい水を飲んだら
元気と気力が出ました。

     
_____(銀玉水の標識)_________________(銀玉水)

銀玉水から植生保護のネットが張られた急登の石段を登ります。

 (銀玉水の上の登山道)

銀玉水から25分登って大朝日小屋に着きましたが、雲がかかった山頂は展望が期待
できなかったので、山頂の景色は翌日の楽しみに残して宿泊手続きをしました。

※ 大朝日小屋は素泊まりのみで1500円。

 (大朝日小屋)

山小屋の1階はトイレと管理人室の他に 大広間がザック置き場になっていて、2階から
上が宿泊スペースになってます。

収容人数100名に対して 今回の宿泊者は150名以上だったので屋根裏部屋まで使う
状態でしたが、何とか2.5階の寝場所を確保することができました。

夜は冷え込むと思って それなりの準備をして寝たら、私が寝た中2階は熱がこもって
暑かった。

     
_____(山小屋の1階)_______(左が屋根裏に登るハシゴで、右上が2.5階)

寝床を確保してから表に出て登山道の脇で夕食を食べましたが、ビールを飲みながら
寒河江のスーパーで買ったチゲ鍋をつついてたら ハイカーが登って来るたびに「チゲ鍋
ですか美味しそうですねー」と声を掛けられて 落ち着きませんでした。 (笑)



翌朝起きるとガスっていたので、もう一度寝床に戻って様子をみましたが、なかなか晴れ
ませんでしたが皆が出払ってしまったので 私も出発することにしました。

山小屋の裏にある急登の登山道を15分登った所が大朝日岳の山頂で、山頂には2001年
にあった木の標柱に代わって石の方位盤が設置されてました。

     
___(方位盤、ケルン、三角点)______________(方位盤)


 (今回の山頂)

下山は中ツリ尾根を下りましたが、ハイマツの中の登山道は開放的だったので 天気が
良いと素晴らしい景色を眺められそうでした。

     
____(中ツリ尾根の登山道)_________(ハイマツの下の広葉樹林帯)

山頂から1時間40分下りた所で 左前方に朝日鉱泉が見えました。

 (矢印の下が朝日鉱泉)

朝日鉱泉が見えた所から15分下りると 大きなブナの木の根本に「長命水 標高1060」
と書かれた標識があって、地図を見ると「長命水まで下り2分」と書かれてましたが、
近くに それらしい踏み跡は見当たりませんでした。

※ 横に倒木があったので、その倒木に水場への道を絶たれたのかもしれません。

 (木の根元に長命水の案内)

長命水から下の登山道は 木の根が出た傾斜のきつい道で、ここではザックの重さが
膝に辛かった。

 (足元の悪い登山道)

中ツリ尾根にはロープ場や岩場などの危険な所がなくて ひたすら傾斜のきつい道が
続いてます。

長命水から50分下りた所にある吊橋の先(昭文社の地図に「二俣」と書かれた所)に
「出合」の標識がありました。

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______(最初の吊橋)_________(朝日鉱泉と大朝日岳 共に4.0km)

ここから吊橋が3回、渡渉が2回、丸太の橋が数回あって、沢の前後にロープ場や荒れた
場所があります。

心構えが出来てた中ツリ尾根よりも、一安心してからの この道の方が辛かった。

     
____(必要以上に頑丈な橋)_____________(最初の沢)

川に沿った登山道は夏場に歩いたら快適かもしれませんが、今回は登山道が濡れてて
気が抜けませんでした。

     
____(沢に架かる丸太橋)__________(左岸に前を歩くハイカー)

地図を見た時点では 川沿いの道は水平移動が多いので楽だろうと思ってましたが、
実地は きついロープ場が何ヶ所もあって大変でした。

     
____(ロープ場、その1)_____________(ロープ場、その2)

「出合」から1時間40分歩いた所に 昨日道を分けた鳥原尾根の分岐があって、そこから
同じ道を歩いて朝日鉱泉に戻りました。




(2001年8月26日)

往路(↓) (ピストン)- 復路(↑)
 05:30 古寺鉱泉-  14:15〜30
 08:20〜40 小朝日岳-   (巻き道)
 10:00 大朝日小屋-  10:50〜11:10
 10:15〜40 大朝日岳山頂-  10:15〜40
今回の歩行ペース(健脚)-


古寺鉱泉は山形駅から車で1時間 40分の山奥にあって、柳川温泉から先は人家が無く
なるので 昼間ならともかく夜中に始めての道を1人で走るのは かなり不安でした。

古寺鉱泉は自家発電の為にテレビは無く、9時の消灯以降は階段にランプが灯される
という秘湯の宿で、この頃の私は秘湯の良さを理解できなくて 独特な作りの浴槽には
カルチャーショックで入ることができませんでした。 (古寺鉱泉は閉館したようです)



(山行)

朝起きると前夜の雨は止んでいて、天気は 明らかに回復に向かってました。

(中略)

古寺山では 北に月山、目の前に小朝日岳が見えて、その奥に大朝日岳が見えました。

 (古寺山から見た小朝日岳と大朝日岳)

このコースには水場が3ヶ所もあって、中でも 山頂の手前40分の所にある銀玉水の
存在が有り難くて、ここで冷たい水を飲んだら体力と気力が一気に回復しました。

小朝日岳に着いた頃からガスが発生して、大朝日岳の山頂では 時折 袖朝日岳と
西朝日岳が見えるだけでした。

     
_____(2001年の山頂)__________(山頂に立つ標柱)

下山は、小朝日岳の巻き道を利用したうえに 私の前を歩いていた健脚のハイカーに
ペースを合わせた事もあって、大朝日小屋から3時間で古寺鉱泉に着きました。





(りんご温泉)

下山後に、前日 朝日鉱泉に向けて走っている時に見かけた りんご温泉に入りました。

温泉は炭酸カルシウムの臭いとも硫化水素臭ともいえない臭いに わずかな塩味がして、
肌触りは濃厚なヌルスベで体の芯から温まる泉質でした。




     
____(りんご温泉、本館)____________(浴槽に浮かぶリンゴ)

露天風呂は本館と離れた所にあるので 服を着てから移動します。

露天風呂からは(この日は見えませんでしたが)天気が良ければ月山や朝日連峰が
見えるそうで、私は食べてませんがレストランのメニューにダチョウの肉がありました。




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_________________(2001年) (2005年)
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