鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)

富山県・長野県 / 2890m


2007年10月6〜7日 快晴___-

2001年7月25〜26日 晴れのち曇り
(2007年10月)

(6日) (7日)
 07:05  扇沢出発  05:46  御来光
 07:15  柏原新道登山口  05:50  冷池山荘出発
 08:15〜20  ケルン  06:45〜50  布引岳山頂
 09:30〜35  石ベンチ  07:30〜08:15  鹿島槍ヶ岳南峰
 10:10〜40  種池山荘  08:45〜50  鹿島槍ヶ岳北峰
 11:25〜12:00  爺ヶ岳南峰 これ以降は五竜岳に記載してあります。  
 13:10  冷池山荘(宿泊)
歩行ペース(やや健脚) 歩行ペース(普通)



長野自動車道の豊科インターから国道147号線を北上し、大町から大町アルペンラインで
扇沢まで。



柏原新道の登山口にも30台ほどの駐車スペースがありましたが、私はトイレが使える扇沢
駐車場の無料スペース (1番奥の一面だけ有料)で車中泊しました。

※ 現在は舗装場所は全て有料になって、スノーシェードの下にある駐車場のみ無料です。

翌朝6時に起きたら 室堂に行くトロリーバス乗り場に長い行列が出来ていました。

     
_____(扇沢駐車場)_____________(トロリーバスの扇沢駅)

扇沢駅から大町方面に10分ほど戻った所にある柏原新道の(爺ヶ岳)登山口から登山を
開始しました。

     
_____(爺ヶ岳登山口)_____________(登山口付近の登山道)

登山口から30分登った所にアンテナがあって、さらに5分登った所に八ツ見ベンチがあり
ますが 休憩するのには少し早かった。

     
______(アンテナ)_______________(八ツ見ベンチ)

1時間ほど登った所で左に視界が開けると 眼下に車を置いた扇沢が見えて、向かいに
針ノ木岳が見えました。

     
(入り口に渋滞が出来ている扇沢の駐車場)
____(三脚を使って針ノ木岳を撮る人)

トラバースする登山道の先にあるケルンから稜線を見上げると種池山荘が見えました。

     
_______(ケルン)____________(ケルンから見えた種池山荘)

ケルンから先の傾斜の緩い登山道には 一枚岩や石畳などの地名が付いてます。

     
_(一枚岩付近で見たゴゼンタチバナ)_________(石畳付近の登山道)

ケルンから1時間登った所にある水平道の辺りが紅葉のピークでしたが、ナナカマドや
ウルシなどの赤色が少ないので鮮やかさに欠けていました。

     
____(見たままの地名)______________(水平道周辺の黄葉)

登山口から2時間15分登った所にある石ベンチに着いたらタイミング良く石のベンチが
空いたので、ここで軽く休憩しました。

     
______(石ベンチ)_____________(石ベンチから見た針ノ木岳)

石ベンチから15分登った所にあるトラバース道に「土砂崩注意」の警告があって、その先で
再び急登を登ると 階段の上に種池山荘が見えます。

     
_-(土砂崩れ注意のトラバース道)__________(稜線に 山荘の屋根)

柏原新道の登山口から3時間登って種池山荘に着くと、山荘の横に 名前の由来になった
種池がありました。

     
______(種池山荘)_________________(種池)

柏原新道を登ってきたハイカーは皆 ここで休憩するので、私も山荘でビールを買って庭先に
あるテーブルで少し長めの休憩をしました。

     
___(種池山荘の受付・売店)___________(山荘内にある休憩所)

出発した時は青空だったのに 時間が経つにつれて雲が増えてきたので心配してましたが、
種池山荘に着くと同時に雲が取れて 彼方に富士山が見えました。

 (山荘前のベンチから見た富士山)

休憩している間に青空が広がって素晴らしい天気になりました。

前回この稜線を白馬岳まで縦走した時は 種池山荘から冷池山荘の間が霧の中だった
ので、今回はどんな景色を見られるのか とても楽しみです。

     
_(種池山荘付近から見た爺ヶ岳)_________(振り返って見た種池山荘)

種池山荘から爺ヶ岳まではハイマツ帯の中の傾斜のきつい道ですが、急ぐこともないので
素晴らしい景色を楽しみながら ゆっくり登りました。

 (爺ヶ岳に登る登山道)

10分ほど登ると冷池山荘と鹿島槍ヶ岳が見えて、振り返ると 立山と剱岳が見えました。

     
___(双耳峰の鹿島槍ヶ岳)________(画像中央にある赤い屋根が種池山荘)

種池山荘から40分登って爺ヶ岳の南峰に着いたら、中峰よりも こちらの方が人が多かった
ので、私も ここで弁当を食べました。

     
_____(爺ヶ岳の南峰)_____________(爺ヶ岳から見た景色)

爺ヶ岳の中峰には巻き道があるので、山頂を踏まずに通過する人が多かった。

     
_____(爺ヶ岳 中峰)_______________(中峰の巻き道)

爺ヶ岳南峰から1時間歩いた所にある冷乗越で赤岩尾根の登山道と合わせます。

 (道標の後ろに冷池山荘と鹿島槍ヶ岳)

冷池乗越から崩落地の横を下って、そこから5分登り返して冷池山荘に着きました。

     
______(冷池山荘)_____________(名前の由来になった冷池)

冷池山荘は増築されて、前回 泊まった時より ひとまわり大きくなっていました。

玄関周りは前回と同じ感じでしたが、宿泊スペースとトイレ周りは見違えるほどキレイに
なっていました。

     
____(冷池山荘の受付)______________(満員御礼の靴箱)

前回宿泊した時に撮った写真と比べると、左の建屋を増築したのが分かります。

     
___(2001年の冷池山荘)_____________(2007年の山荘)


館内には更衣室や乾燥室が完備されていて、ケイタイの充電器まで用意されています。

     
______(乾燥室)_____________(公衆電話とケイタイの充電器)

次々にハイカーがやって来るので就寝スペースがどうなるか心配でしたが、山小屋が
乾燥室と更衣室の他に廊下の一部まで寝床にしてくれたので、2枚の毛布に3人という
割り当てで収まりました。

     
_______(宿泊室)____________(玄関の横にある談話コーナー)

前回は目に沁みる臭気が漂っていたトイレもリニューアルされてキレイになっていましたが、
洗面所の作りは以前のままでした。


     
___(キレイになったトイレ)______________(洗面所)

山小屋に着いたのが13時だったので時間を持て余して、山小屋で買ったビールと持参した
つまみとペットボトルに詰めたブランデーを持って表に出ると、沢山の人が 周囲の景色を
眺めながら談笑してました。

     
____(景色を楽しむ宿泊者)________(先ほど歩いてきた爺ヶ岳の稜線)



_______(冷池の広場から見た景色、左の最高地点が鹿島槍ヶ岳)

二日酔いするほど飲むと 明日の八峰キレットで苦労すると思ったので、酒は早めに切り
上げて談話室に移動して 鹿島槍ヶ岳のビデオと他の人の話に耳を傾けながら夕食を
待ちました。

     
___(以前のままの談話室)___________(リニューアルされた食堂)

冷池山荘の食事は一般的な山小屋と似た感じで、ご飯と味噌汁がお代わり自由です。

     
_______(夕食)___________________(朝食)

(水事情)

冷池山荘から五竜山荘の間には水場が無く、天水を利用しているキレット小屋では営業中
でも宿泊者以外には水を売ってくれません。

冷池山荘の宿泊者には1リットルの水が無料で配られますが、それで足りない人は1リットル
150円で購入します。

贅沢は言えませんが・・ 天水なので雑味が強く、ラーメンは問題なく作れましたが そのまま
飲むには抵抗を感じました。


 鹿島槍ヶ岳付近の山荘の案内-




(翌日)


朝食を4時50分の最初の組で食べてから荷造りをして、広場で御来光を待ちました。

 (月の右下に明けの明星(金星))

5時46分に四阿山の上に昇った御来光に登山の安全と交通安全を祈願してから鹿島槍ヶ岳
に向けて出発しました。

     
_______(御来光)____________(朝日に照らされた鹿島槍ヶ岳)

冷池山荘から5分登った所がテン場で、ほとんどの人が幕営したままの状態で鹿島槍ヶ岳
までピストンをしてました。

     
(登山道から振り返って見た冷池山荘)
________(冷池山荘のテン場)

登山道には今シーズン初の霜柱が立って、
テン場の上にある お花畑でではチングルマが
白い綿毛を付けていました。


チングルマは、巻毛が稚児の風車に似ていることから チゴグルマ→チングルマ。

     
_____(足の長い霜柱)____________(綿毛をつけたチングルマ)

登山道のナナカマドは赤い実を付けていました。


 (布引岳・ 鹿島槍ヶ岳・ 北峰)

冷池山荘から上の登山道は急斜面の連続で、登山道はジグザグに作られているものの
斜面の傾斜自体がきついので かなり辛い。

前回は この急登で かわいい子を連れた雷鳥の親子に出会いました。

地表が冷えている間は上昇気流が発生しないので天敵の猛禽類が飛べないから、安心
して食事が出来る時間帯なんですね〜。

     
____(布引岳に登る道)____________(親子のライチョウ、2001年)

冷池山荘から1時間登って布引岳に着きました。

 (布引岳の標識、後ろは立山と剱岳)

布引岳から上は さらに傾斜がきつくなって、ハイマツが少なくなるとガレた登山道になります。

ガレた登山道は踏み込む力が逃げるので 必要以上に脚力を消耗します

     
___(布引岳から上の登山道)___________(傾斜のきつい登山道)

布引岳から40分登って鹿島槍ヶ岳の山頂に着きました。

     
______(山頂の標識)___________________(三角点)

山頂は 今回も360度の眺望でした。

     
______今回の山頂______________(2001年の山頂)

前回も天気が良かったが、今回の方が雲海が少ないぶん広範囲に見渡せました。


_____________(北アルプス〜立山〜剱岳)

上の画像の一部に山名を入れてみました。


___________(奥穂高岳は北穂高岳と重なっています)

北には五竜岳の奥に白馬岳が見えて、北峰の左奥に頸城山が見えました。

     
_____(白馬岳と五竜岳)____________(頸城の山並みと北峰)

___上の画像を拡大した画像___________上の画像を拡大した画像
_____________________________
     
____(白馬岳の位置関係)________(画像は コントラストを強調しています)

南東方面は 太陽の位置関係から上手く写せませんでしたが、稜線の形で 山名を特定
出来ました。

 (八ヶ岳と富士山)

日本百名山でも山頂から海が見える山は少なくて、鹿島槍の山頂から富山湾が見えました。

 (滑川市街と富山湾)

山頂では景色に見とれて少し長居をし過ぎてしまいましたが 本日のメインイベントは
この先にある八峰キレットです。

鹿島槍ヶ岳から北に下りて 吊尾根の分岐から5分登った所が鹿島槍ヶ岳北峰です。

     
_(鹿島槍ヶ岳から北に下りる登山道)____(八峰キレットと北峰の分岐に立つ道標)

ここまで来る人の数は ぐっと少なくなって、さらに ここから五竜岳に向かうという人は数組
しかいませんでした。

     
___鹿島槍ヶ岳北峰の標柱____________(2001年の北峰)


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__________________(五竜岳に行く)

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(2001年) (2007年)
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(山頂から見た景色、↑のボタン操作で画像の動きを変えられます)