五竜岳(ごりゅうだけ)

長野県・富山県 / 2814m


2007年10月07日 快晴

2001年07月26日 晴れ

鹿島槍ヶ岳からの続きです。


(2001年7月26日) (地名)- (2007年10月7日)
 05:15  冷池山荘発-  05:50
 06:05〜10  布引岳山頂-  06:45〜50
 06:45〜07:20  鹿島槍ケ岳山頂-  07:30〜8:15
 08:40〜50  キレット小屋-  10:20〜50 (昼食)
 11:00〜20 (昼食)  不明-  _-
 12:20〜40  五竜岳山頂-  15:15〜50
 13:20〜50  五竜山荘-  16:35 (宿泊)
 16:05 (宿泊)  唐松岳頂上山荘  -
 (やや健脚)-  (歩行ペース)  (スロー)


八峰キレットは 槍ヶ岳〜奥穂高岳の大キレットや唐松岳〜白馬岳の不帰ノキレットや
五竜岳の先にある唐松尾根と同様の岩場の稜線歩きですから、初級者は事前の情報
収集と装備を万全にして、なおかつ単独行を避けてください。

 (吊尾根の道標、奥は鹿島槍ヶ岳北峰)

吊尾根の分岐から北に延びる稜線の岩場を下りますが、キレットの大半は岩場で土のよう
に見えるのは岩石が粉になったものです。

     
__(稜線の斜面を下りる登山道)___________(ガレた登山道)

稜線の東側は90度の絶壁で、西側にる登山道には急斜面が連続します。

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____(稜線の東側の絶壁)__________(四つんばいで登る人)

登山道にも垂直に近い岩場が何ヶ所かありますが、どの岩もホールド(足がかり)は良い。

     
_(下から見上げた岩場の登山道)________(垂直の岩場に下がるクサリ)

吊尾根の分岐から1時間ほど下りた所にある巨岩が2つに割れた所が、八峰キレットの最初
の難関で、その前後にクサリ場とハシゴが連続します。

     
_(巨岩の割目に下りるクサリ場)___________(割れ目の最下部)

右下の画像は通過してから振り返って撮影したもので、黒く見えるのは岩の陰の部分です。

     
___(岩の壁を登る登山道)_________(登山経路に赤線を引いてみました)

難関の先も キレット小屋まで20分ほど気の抜けない登山道が続きます。

     
_(崩落した登山道に置かれた角材)_______(こちらも ほぼ垂直のクサリ場)

吊尾根の分岐から1時間半弱で着いた八峰キレット小屋は 今年の営業を終えて閉まって
ました。

     
_(登山道から見た八峰キレット小屋)____(シャッターが閉まった八峰キレット小屋)

両側が切れ落ちた稜線に建つ山小屋の庭先で冷池山荘の弁当(ひじき・ かんぴょう・
桜でんぶ・ 錦糸玉子のチラシ弁当)を食べましたが、一番のおかずは剱岳の眺めでした。

     
____(冷池山荘の弁当)__________(八峰キレットの道標、後ろが剱岳)

弁当を食べてエネルギーを補給してから 再びキレットを進みました。

     
(私と同じ場所で弁当を食べている人)
____(キレット小屋の先にある90度のハシゴ)

八峰キレット小屋の場所が鹿島槍ヶ岳から五竜岳の3分の1ですから、先は まだ長い。

 (振り返って見た北峰と鹿島槍ヶ岳)

このような山を形成した自然の力も凄いが、ここに登山道を作った人も凄いと思います。

     
___(傾斜のきついガレ場)__________(垂直の岩場に下がるクサリ)

(くち)ノ沢のコルに着くと 五竜岳の山頂が近づいて見えます。

     
(口ノ沢のコル付近から見た五竜岳)___________(口ノ沢のコル)

口ノ沢のコルから20分ほど歩いた所が北尾根の頭です。

 (北尾根の頭、後ろは立山と剱岳)

登山道のハシゴは鉄製の物が多くて 岩場にはクサリが取り付けられてまが、1ヶ所だけ
ザレた登山道にクサリも手すりもない所がありました。


     
_(またまた現れた90度のハシゴ)________(クサリも手すりもない登山道)

疲れが溜まってくると 足元が安定しないガレ場を登るのが辛くなります。

     
___(傾斜のきついガレ場)_________(随分遠くなった双耳峰の鹿島槍ヶ岳)

ガレ場の先にある稜線の岩場で撮影した画像を何枚か載せておきます。

     
__(ペンキ印を頼りに登る岩場)________(何かで削ったような登山道)


     
__-(足元が覚束ないクサリ場)_______(振り返って見た五竜岳手前のピーク)

最後に踏み後の薄い急斜面を登ると 五竜岳の山頂に立つ標識が見えます。

     
_____(最後の急斜面)_____________(矢印が五竜岳の標識)

急斜面を登りきった所に五竜山荘に下りる分岐があって、そこから1〜2分歩いた所が
五竜岳の山頂です。

 (五竜山荘の分岐に立つ道標)

前回は雲が多かったが、今回は快晴に恵まれて(西側が逆光になっていましたが)360度
の景色を眺めることができました

 (五竜山頂の標柱と三角点)



     
______今回の山頂______________2001年の山頂

山頂からは白馬岳の山頂が分かりにくかったが、帰宅してから白馬岳で撮影した画像を
見て白馬岳の山頂を特定することができました。

     
___(五竜岳から見た白馬岳)________(2005年の白馬岳から見た五竜岳)

北に頸木方面の山が見えて、眼下に五竜山荘が見えました。

     
__(山頂から見た頸木方面の山)___________(同じく五竜山荘)

南には八峰キレットの奥に双耳峰の鹿島槍ヶ岳が見えて、辿ってきた稜線を五竜側から
振り返ると かなり鋭利な稜線に見えました。

※ 鹿島槍ヶ岳側からは これほど険しいとは思いませんでした。

 (八峰キレットと鹿島槍ヶ岳)

山頂から五竜山荘に下りる登山道にも厳しい岩場が連続するので、まだ気を抜くことは出来
ません。

 (山頂から五竜山荘に下りる登山道)

足にも腕にも疲れが溜まっていたので慎重に下りました。

     
____(クサリがある岩場)___________(下から見上げたクサリ場)



2001年は その日の内に唐松岳頂上山荘まで行きましたが、2007年は 五竜山荘に宿泊
して 翌日 神城駅に下山しました。

※ 2001年の唐松岳頂上山荘まで行ったレポはこちらです。




(2007年)

五竜山荘の水も天水なので雑味を感じましたが、冷池山荘の水に比べたら ずっと飲み
やすくて、
宿泊者は1リットルまで無料で水をもらえました。

     
_______(五竜山荘)_______________(山荘の受付)

受付を済ませてから登山靴をビニール袋に入れて割り当てられた部屋に向かうと、廊下の
左に食堂と乾燥室、その先に宿泊棟、廊下の突き当たりに トイレと洗面所があります。

宿泊棟の1階は(廊下を挟んで)両側がが2段ベッドの部屋で、2階が和室になっています。

     
______(2階の和室)____________(清掃が行き届いたトイレ)

この日の宿泊者は定員の半数以下だったので、10人部屋の和室に4人が割り当てられまし
たが、相部屋になった新潟から来たという御夫婦が とても楽しい人で話が弾みました。

夕食はフルーツの缶詰とカレーライスと味噌汁で、カレーライスと味噌汁は お代わりできます。

     
_(ガラス越しに見た支度中の食堂)______(夕食、スコッチエッグ入りのカレー)




(翌日)


 06:30  五竜山荘出発
 07:50  大遠見山
 08:45  小遠見山の分岐
 09:40〜45  テレキャビン(ロープウェー)
 10:15  神城駅


翌朝 物凄い風の音で目を覚ますと外は暴風雨で、朝食を済ませてから しばらく様子を
見ても雨が弱まる感じがしませんでした。

 (朝食は岩魚の甘露煮)

雨は止む感じがしなかったが 神城駅の電車の時間を考えて6時半に出発しました。

山登りを始めてから10年以上になりますが、朝からレインスーツを着たのは大菩薩以来で
今回が2回目です。

五竜山荘から少し登った所にある分岐から白岳の横を通って遠見尾根を下りました。

     
__(遠見尾根の分岐に立つ道標)______________(白岳)

遠見尾根の登山道はクサリ場が多いうえに 雨に濡れた岩場が滑りやすくなっていたので
慎重に下りました。

     
___(岩場を下るグループ)___________(下から見上げたクサリ場)

岩場は30分ほどで終わって、右に滝を見送るとヤセ尾根を歩くようになります。

 (ヤセ尾根の登山道)

この後、デジカメを入れてたウェストポーチに雨水が入ってデジカメが壊れてしまったため
画像はありません。

西・ 大・ 中・ 小の遠見山を経由して地蔵峠の展望台に着いたら、そこから散策道を歩いて
テレキャビンに乗りました。

テレキャビンから車道を歩いて神城駅に付いたら 私と同じように電車の時間を勘違いして
電車に乗り遅れた人がいたので、4人でタクシーに相乗りして大町温泉まで行きました。

大町温泉でタクシーを降りて、やって来た扇沢行きのバスに乗って駐車場に戻りました。





出発前に大町温泉郷 薬師の湯に入って、下山後に葛温泉 仙人閣で立ち寄り入浴しました。

     
(大町温泉郷 薬師の湯のレポはこちらです)___(葛温泉 仙人閣のレポはこちらです)


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(2001年) (2007年)
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(山頂から見た景色、↑のボタン操作で画像の動きを変えられます)