今回の南アルプス縦走では、今日の 聖平から百間洞山ノ家の稜線が一番きつかった。 聖岳は 高低差が大きいのも傾斜がきついのも覚悟していましたが、その先にある兎岳と 中盛丸山の稜線が 予想外にアップダウンが大きいうえに距離も長くて辛かった。 (聖岳北斜面の登山道、奥が兎岳)聖岳の南斜面の登山道は ザレ気味でも踏み跡がしっかりして歩きやすかったのに対して、 山頂から兎岳の間の登山道は 木の根と岩がむき出しになった所が多くて歩きにくかった。 ![]() __(足場が悪い岩場の登山道)__________(ハイマツ帯の中の登山道) 山頂から30分ほど下りた所に ラジオラリヤ盤岩の露出地があります。 ![]() _(赤みを帯びたラジオラリヤ盤岩)______(振り返って見たラジオラリヤ盤岩) ラジオラリヤ盤岩の左下が 聖岳大崩壊地と呼ばれている所で、鞍部に 腰を下ろしたく なる岩がありました。 ![]() __(座りやすい岩がある鞍部 )________(鞍部から覗いて見た 聖岳大崩壊地) 鞍部からダケカンバの中を登って 再びハイマツ帯になると、岩が散乱するようになります。 ※ 岩は安定していますが、傾斜のきつい 段差の不規則な所では、ザックの重さが膝に 堪えました。 ![]() ___(ダケカンバの中の登山道)_________(兎岳避難小屋近くの登山道) 鞍部から1時間ほど登った所に 兎岳避難小屋の分岐があって、左下に 兎岳避難小屋が 見えました。 ※ 分岐から見ただけですが、避難小屋は 左側の壁(柱)が破壊していました。 (兎岳避難小屋)避難小屋の分岐から10分登って 兎岳の山頂に着きました。 ※ 2001年の兎岳でタカネビランジを初めて見て感激したので、今回も 再会できることを 期待していたのですが(ほとんど同じ時期だったのにも係わらず) 花どころか 1株も 見当たりませんでした。 ![]() ____(2002年の兎岳山頂)_________(02年の兔岳で見たタカネビランジ) 兎岳の北斜面はザレ気味の登山道ですが、南斜面とは比べ物にならないほど歩きやす くて、鞍部にある水場の案内の先に チングルマのお花畑が広がっていました。 ![]() ____(水場まで5分の案内)___________(小兎岳のチングルマ) 兎岳から40分ほど歩いた所にある小兎岳の山頂には、標識の名残と思われる棒が立って いました。 (小兎岳の山頂、後ろは兎岳)小兎岳から中盛丸山に登る斜面にも傾斜のきつい登山道があって、中盛丸山さえ越え れば 後は山小屋まで下るだけだと思って頑張りましたが、疲れが溜まった足には この 急斜面が辛かった。 ※ ハイマツ帯をトラバースしてからの岩が出た登山道も きつかった。 ![]() ____(トラバーする登山道)____________(岩が出た登山道) 小兎岳から1時間で中盛丸山の山頂に着きましたが、こちらの山頂にも標識はなくて 棒っきれが立っているだけでした。 ※ 雲が低くなってきましたが、この時は 景色よりも炎天下でないことが有り難かった。 (中盛丸山の山頂)中盛丸山から20分下りた所にある分岐から 百間洞山ノ家に向けて下りると、間もなく ダケカンバ林に入りましたが、ここは水平移動ばかりで なかなか高度が下がらなかった。 ![]() __(百間洞山ノ家に下りる分岐)_________(ダケカンバの中の登山道) ダケカンバの登山道に いいかげん飽きてきた頃、ようやく 百間洞山ノ家が見えました。 (中央の赤い建物が百間洞山ノ家)稜線の分岐から40分下りた所で、左の沢に タンクから延びるホースを見たら すぐ先が 山小屋です。 (山小屋の取水タンク)百間洞山ノ家はキレイな山小屋で、小屋の横に川が流れています。 2002年は 時間的には赤石岳避難小屋まで行けたと思うのですが雷雲が出てきたのと 水を自由に使えるなどの理由から 百間洞山ノ家に宿泊しました。 ![]() _____(百間洞山ノ家)_____________(山小屋の横を流れる川) 今回は 遅い到着だったので、山小屋での宿泊手続きを急がされましたが、その間にも 受付の隣にあった 冷たそうなビールが気になって仕方ありませんでした。 (受付の横にある飲料)百間洞山ノ家は食事が美味しいことで有名な山小屋で 、揚げたてのトンカツが 山関係の 雑誌に何度か取上げられた事があるそうです。 大きいトンカツに沢山の野菜が盛り付けられているだけでも凄いのに ソバまで付いて、 とても山小屋の食事とは思えませんでした。 (百間洞山ノ家の夕食)ハードな行程だったので、寝具が大きなシュラフで ゆったりできたのもありがたかった。 (シュラフタイプの寝具)朝食も おかずの品数が多くて、全部を味見する前に 満腹になってしまいました。(笑) (品数が多い朝食)(避難小屋について・・) 南アルプスの稜線にある避難小屋のほとんどは東海フォレストの管理下にあって、 シーズン中は管理人がいて レトルト食品やビールなどの飲み物を提供していますが、 兎岳避難小屋だけは 建物が荒廃して中に入ることも出来ないようでした。 ※ 東海フォレストのサイトはこちらです。 _________ ________________________(赤石岳に行く) _____ ________________(2002年) (2006年) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |