白馬大池山荘から1時間半登った所が小蓮華山で、360度の眺望の山頂から白馬大池の
奥に頚城(くびき)の山が見えました。
山頂には 三角点と標識の他に大きな鉄剣が立っています。

___(小蓮華山々頂の三角点)_______(山頂の鉄剣、後ろは雪倉岳と朝日岳)
小蓮華山を過ぎてハイマツが少なくなると白い石からの照り返しがきつくなりましたが、
ピークを巻く登山道はアップダウンが少ないうえに足元がしっかりしていて快適でした。
(振り返って見た小蓮華山)
小蓮華山から35分歩いた所にある三国境で 雪倉岳と朝日岳の登山道と合わせます。
※ 三国境の三国は 新潟県・長野県・富山県の三県です。

_______(三国境)___________(後ろは 鉢ヶ岳・朝日岳・雪倉岳)
三国境から傾斜がきつくなるので お花畑に咲く高山植物を愛でながら ゆっくり登りました。
ウルップソウの群生地では ほとんどの株が花の時期を過ぎてましたが、白馬岳の手前で
満開のウルップソウを見ることができました。

(ハクサンイチゲとシナノキンバイの群生地)____(ここで見たウルップソウ)
以前 塩見岳で真っ白なシロバナイワギキョウを見た事がありますが、ここにも 真っ白と
まではいかないまでも かなり白っぽいイワギキョウが咲いてました。

___(白っぽいイワギキョウ)________(側に咲いてた普通のイワギキョウ)
三国境から ゆっくりペースで40分登って白馬岳の山頂に着きました。

____(白馬岳の山頂)______________(方位盤・標柱・三角点)
山頂は360度の眺望で 鹿島槍ヶ岳・ 吾竜岳・ 槍ヶ岳・ 笠ヶ岳・ 白馬鑓ヶ岳・ 杓子岳・
立山・ 剱岳・ 旭岳・ 朝日岳・ 雪倉岳・ 小蓮華山が確認できました。
(山頂から見た立山と剱岳)

______(今回の山頂)_______________(2001年の山頂)
山頂から10分下りた所に日本で最大の収容人数(800人)の白馬山荘があります。

_______(白馬山荘)_____________(売店とレストラン棟)
白馬山荘で自販機のビールを買って庭先で飲みましたが、素晴らしい景色を眺めながら
飲んだビールの味は格別でした。
(庭先から見た杓子岳と白馬鑓ヶ岳)
白馬山荘から10分下りた所に清水尾根と白馬三山従走路と大雪渓に分かれる分岐が
あって、温泉ファンとしては白馬鑓温泉に心を惹かれるものがありましたが、今回も
ここから大雪渓を下りました。
(分岐付近から見上げた白馬山荘)
分岐のすぐ下にある村営頂上宿舎も収容人数300人の大きな山小屋です。
ここのビールは白馬山荘より100円安くて、食堂で食べたラーメンも美味しかった。

_____(村営頂上宿舎)_____________(村営頂上宿舎の食堂)
頂上宿舎の前には雪渓の融水が流れていて、この高所で自由に使える冷たくて美味しい
水の存在はありがたかった。
(頂上宿舎の融水)
村営頂上宿舎から下りると、下から 体力の限界といった表情の登山者が列を成して
登ってきました。
(頑張ってください、もう少しで山荘です)
前回も同じ時期に大雪渓を下りましたが、皆が辛い思いをしながら登ってくる中を下るのは
心苦しいものがあって、登りの人に道を譲るのは当然として 挨拶も(私からはしないで)
登りの人からしてきた時だけ「頑張って下さい」の一言を付けて返すように心掛けました。

(30分ほど下りた所から見上げた登山道)_______(この辺りのお花畑)
村営頂上宿舎から45分下りた所にある お花畑避難小屋の横には大量の雪解け水が流れ
ています。
お花畑避難小屋の入り口は非常時以外は開けにくい雰囲気だったので中を見てませんが、
窓がないので 中は暗そうでした。
(お花畑避難小屋)
この辺りから雪渓が現れるようになると涼しくなって、避難小屋から10分下りた所にある
岩の上に瑞々しい ウルップソウが咲いてました。
(雪渓の近くで見たウルップソウ)
避難小屋から50分下りた所で白馬の大雪渓に入りましたが、今回は軽アイゼンを持って
きたので 急な下りも快適に下りられました。
白馬の大雪渓は日本三大雪渓の一つで、前回は この大雪渓をアリのように列を成して
登って来てたのに、今回は同じ金曜日だというのに登山者の姿はまばらでした。
(大雪渓の端が空洞になっています)
雪渓には管理人がいて危険な空洞を避けるようにロープを張っていたので大丈夫だと思い
ますが、以前 北岳で雪渓の中に落ちて死んだという事故の記憶が脳裏をよぎりました。
※ 隣にあった分断された雪渓を見ると 雪渓の中がどんな状態なのか良く分かります。
(分断された雪渓)
今回の大雪渓には巨大なクレバスが横断してましたが、それより怖いのは落石と土砂
崩れで、2005年は 私が通過した1週間後(8月11日)に杓子岳からの土砂崩落によって
1名死亡、1名負傷という惨事がありました。
被害者のご冥福を祈るとともに 登山には常に危険が潜んでいる事を肝に銘じて、今後も
安全に配慮した登山を続ける事を心に誓いました。
(大雪渓を横断するクレパス)
大雪渓の下にある「白馬山国有林」のプレートから普通の登山道になって、そこから15分
歩いた所にある白馬尻小屋でビールと一緒に信州名物の おやきと蕎麦を食べました。
白馬尻小屋のすぐ下にプレハブ作りの村営白馬尻荘がありましたが、こちらは客が
少なかった。

__(大雪渓の下にあるプレート)____________(白馬尻小屋)
山荘から10分ほど下りるとオフロードの林道になって、左に深い谷を見ながら30分歩いた
所に白馬鑓温泉の登山口がありました。

____(白馬尻付近の林道)____________(白馬鑓温泉の登山口)
白馬尻から50分歩いた所にある石碑から近道の案内に従って林の中に入ると その下が
猿倉で、ここにいたハイカーの中から急いで帰りたさそうな人を見つけて声をかけ、その
人とタクシーに相乗りして八方の駐車場に戻りました。

______(猿倉荘)________________(タクシーの案内板)

(蓮華温泉)
甲武信ヶ岳の隣にある十文字小屋の女主人から聞いて以来 気になってた温泉で
白馬岳に登る前の日に入りましたが、外にある4つの野天風呂は野性味満点でした。
※ 私のレポはこちらです。

_____(蓮華温泉ロッジ)__________(蓮華温泉の野天風呂・薬師の湯)
(八方温泉 第一郷の湯) ※ 2014年6月に閉館しました。
2005年の下山後に入りましたが、鉄平石で作られた内湯の浴槽は石の肌触りが良かった
ものの 泉質に温泉らしい特徴を感じませんでした。
※ 私のレポはこちらです。

_____(左に 湯かけ薬師)____________(内湯、外に露天風呂)
(塩の道温泉 倉下の湯)
翌日入りましたが、とても塩分濃度の高い温泉です。
※ 私のレポはこちらです。

______(倉の下の湯)_______________(半露天の浴槽)
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_________________(2001年) (2005年)
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