トラバースする登山道には頼りないトラロープが張られていますが、ほとんどの所は ロープに
頼らずに歩けます。

※ この辺りで天気が回復してきて 登山道に陽が差し込むようになりました。

     
(5つ目の沢の先にある頼りないロープ)______(陽が差し込んだ6つ目の沢)

6つ目の沢から20分歩いた所で大きな涸れ沢に出ると、開けた視界の奥に笊ヶ岳が見え
ました。

     
__(ようやく見えた笊ヶ岳の山頂)________(ここに咲いてたシャクナゲ)

広い涸れ沢を右下に下りて 大きく湾曲した先で左上から合流する涸れ沢を登りますが、私は
湾曲する所の手前から 左上の台地にある短縮道を使いました。

※ 短縮道の取り付き口は見落としそうな感じで、台地のシラビソ林にはマイヅルソウが群生
  していました。

 (下山時に涸れ沢から見あげた偃
(はい)松尾山)

台地から涸れ沢の支流に下りて 赤いペンキの印を見ながら登ると、再び樹林帯に入ります。

※ ここには道標が無いので、シラビソ林に入る取り付き口を見落とさないように注意します。

 (赤い点線のルートでシラビソ林に入ります)

涸れ沢から樹林帯に入ると 先ほどよりも大規模のシラビソ林があって、こちらの林床には
沢山のゴゼンタチバナが咲いていました。

     
(シラビソ林の中を登るジグザグの登山道)___(林床に咲いていたゴゼンタチバナ)

シラビソ林の中の急登を30分登って稜線に出た所で 伝付峠の登山道と合わせます。

※ 天気の回復が遅れていたので、この分岐から富士山が見えた時は ひと安心しました。

     
___(稜線の分岐にある道標)___________(分岐から見た富士山)

分岐から上の急登も きつかったが、山頂から見る富士山のことを考えると力が出ました。

 (分岐から上の急登)

分岐から25分登って笊ヶ岳の山頂に着くと、東にある小笊の奥に富士山が見えて、南東に
愛鷹山が見えて、西には 稜線に雲を残した赤石岳と荒川岳が見えました。

     
____(小笊、後ろは富士山)_________(稜線に雲を残す赤石岳と荒川岳)

北には 鳳凰三山の右に櫛形山と金峰山が見えて、奥秩父連山から大菩薩嶺には雲が
残っていましたが、滝子山と御坂山塊は はっきりと確認出来ました。

※ 朝の雨から ここまで回復してくれたことに 感謝!感激!しました。

     
______(大菩薩方面)____________(左の画像を拡大しました)

山頂には 南アルプスで良く見るタイプの静岡県が設置した標柱が デンと据えられていて、
その横に 山梨百名山の標柱が奥ゆかしく立っていました。

     
___(静岡県が設置した標柱)____________(山梨百名山の標柱)

笊ヶ岳の山頂には山梨百名山の標柱がないと聞いていましたが、標柱が設置されなかった
のではなく、一度 設置したものを 誰かがノコギリで切って捨てたようです。
※ 標柱を見つけてくれた方に心から感謝します、本当に ありがとうございました。

 (右下にノコギリで切られた標柱の根元)

標柱がない間に山梨百名山を目指して笊ヶ岳に登った人の気持はどんなものだったでしょう、
山を愛する人に悪い人はいないと思っているだけに、このような光景は とても残念です。

 (笊ヶ岳の三角点)

笊ヶ岳は歩行時間が長いので、日中の長さと 朝の出発時間が問題でした。

夏至を過ぎて1ヶ月なので7時頃までは明るいのですが、ロッジでの食事と風呂を考えると
朝6時までに決断しなくてはなりませんでした。

朝の青空が30分遅れていたら中止していただろうし、私よりも1時間ほど早く下山した人は
山頂から富士山を見られなかったと言っていたので、本当にラッキーでした。






(赤石温泉 白樺荘)

翌日、椹島から朝一番のバスに乗って白樺荘に行ったら営業時間前で入れませんでした。

※ 現在はリニューアルされて 全く別物の宿になっているようです。




 (赤石温泉 白樺荘)



(寸又峡温泉 町営露天風呂) ※ 寸又峡観光事業共同組合のサイトはこちらです。

もう この辺に来る事は無いだろうと思って、近くにある寸又峡温泉に行ってみました。

中高年の方なら一度は耳にした地名だと思いますが、現在は それらしい面影を感じる
ことはありませんでした。



100%源泉かけ流しの温泉は源泉の投入量が多いうえに かなり濃厚なヌルスベ感がして、
こんな山奥の温泉しかないような所なのにもかかわらず、この時は 若いカップルや団体の
観光客が来ていましたが、この温泉に入って その理由が分かりました。

     
___(寸又峡の町営露天風呂)_______(露天風呂だけですが泉質は素晴らしい)


 田代温泉を紹介したサイト-
 本川根町観光協会のサイト-



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