(2002年の縦走経路)


易老渡→
光岳上河内岳聖岳赤石岳悪沢岳小河内岳塩見岳
農鳥岳奈良田温泉。

 04:30  塩見小屋発-
 05:30〜45  塩見岳東峰山頂-
 07:15〜50  北荒川岳-
 09:35〜50  安部荒倉岳-
 10:10〜40  熊ノ平小屋-
 11:50〜12:00  三峰(みぶ)-
 12:30〜35  三国平-
 14:20  農鳥岳(宿泊)-
今回の歩行ペース(普通)-



     
____(逆光になっちゃった)__________(2002年の山頂から見た景色)

東峰から 東に50メートル下りた所で シロバナイワギキョウを見つけた時には感激しました。

※ 白馬岳でも見たことがありますが 塩見岳のイワギキョウとは白さの程度が違いました。

     
_(真っ白なシロバナイワギキョウ)_______(白馬岳で見た 淡いイワギキョウ)

山頂から東側におりる稜線は傾斜がきついが、その先で傾斜が緩くなると 熊ノ平小屋まで
アップダウンの少ない快適な稜線歩きが続きます。

 (北荒川岳から見た塩見岳)

北荒川岳付近から眺める塩見岳は素晴らしく、タカネビランジやマルバダケブキの群生地も
あって、この稜線は とても気に入りました。

※ ここで タカネビランジの撮影をしていた時に デジカメの電池が切れてしまったので、
  これ以降の画像は フィルム付きカメラで撮ったものをスキャンしたものです。

     
(北荒川岳に咲いていたタカネビランジ)______(マルバダケブキの群生地)

北荒川岳の先で樹林帯に入ると 直射日光から開放されて楽になり、その先にある安部
荒倉岳は 三等三角点があるだけで狭かった。

熊ノ平小屋は 山小屋の横に水量の多い水場があって、布団を干し終えた山小屋の主人は
とても気さくな人で 話が弾みました。

     
(熊野平小屋のテラスから見た農鳥岳)______(同じく 白河内岳方面の稜線)

熊ノ平小屋から急登を登って 森林限界を超えた所が三国平で、そこにザックを置いて
三峰(みぶ)岳までピストンをしました。

※ 熊野平小屋の主人が「山小屋が布団を干す時は雨が降らないから大丈夫」と 言って
  ましたが、三峰岳で 急に雲行きが怪しくなってきました。

 (三県境の三峰岳、後ろが塩見岳)

三国平から濃鳥岳に向かう登山道には 2ヶ所の水場があって、1つ目は 遠くからでも確認
できましたが、2つ目の水場は 岩間の湧き水なので 注意していないと見落としそうでした。

湧き水の先で 遠くに雷が鳴りだして雨がパラつきましたが、レインスーツを着る前に
農鳥小屋に着くことができました。

宿泊手続き済ませる頃には土砂降りになって、間もなく 無線で情報をやり取りしていた
農鳥小屋の主人が「三伏峠で落雷による死亡事故がおきた」と教えてくれました、
被害者のご冥福を祈ります。




(農鳥小屋)

主人はキャラの強い人で、一目で 好き嫌いが分かれるタイプです。(嫌いの方が多いかも)

農鳥小屋は 一昔前の作りの山小屋で、部屋は 間仕切りのない板の間の大部屋です。

農鳥小屋では 縦走中に非常食として残しておいた食料を食べたので、山小屋の食事は
見ていませんが、山小屋の夕食を食べた人は 不満をもらしていました。

私は、農鳥小屋の主人とは お金を払った時以外に言葉を交わしていませんが、お金を受け
取る指が凄く汚れていたのが嫌でした。 (食事はバイトの人が作っているようでした)

最悪だったのはトイレです。今までに 色々な山小屋を利用してきましたが、垂れ流しの処理
方法を見たのは初めてで、前の人の便が垂れ流しになっているところを見てしまった 私は
ショックのあまり便意が失せて、幸か不幸か トイレを利用する事無く済みました。




(2002年8月)

(3日)- (4日)
 04:40  農鳥小屋出発-  06:15  大門沢小屋出発
 05:25  西農鳥岳-  07:30〜35  取水口
 06:05〜35  農鳥岳山頂-  07:50  林道
 07:05〜25  大門沢下降点-  08:15  ゲート
 09:25〜10:15  白河内岳-  08:45  奈良田温泉バス停
 12:10〜20  大門沢下降点-    
 14:00  大門沢小屋(泊)-    
今回の歩行ペース(健脚)- 今回の歩行ペース(普通)


今日は 山梨百名山のスペシャリストの1つである笹山の山頂を踏んでから奈良田に下山
する予定なので、少し早めに農鳥小屋を出発しました。

     
_(農鳥小屋付近から見た御来光)_______(登山道から見た間ノ岳と農鳥小屋)

農鳥小屋から西農鳥岳までの間に危険な所はありませんが、最初の急斜面は きつかった。
西農鳥岳からコルを通過して 山梨百名山の標柱が立つ濃鳥岳に着きました。

     
_(西農鳥から見た農鳥岳の山頂)_______2009年の農鳥岳から見た西農鳥岳)

農鳥岳の山頂は快晴で、
富士山から時計回りに 悪沢岳・ 赤石岳・ 恵那山・ 中央アルプス・
北アルプス・ 間ノ岳・ 北岳・ 八ヶ岳・ 鳳凰三山が見えました。

※ 農鳥岳から見る北岳は、たおやかな山容の間ノ岳に比べて 槍のように尖って見えました。

     
(農鳥岳の山頂、後方は間ノ岳と北岳)
______(長い縦走が終わってガッツポーズ)

大門沢下降点にザックをデポして、サブザックに 水と雨具とカメラを入れて笹山に向かい
ましたが、ここで一番大事な地図を入れ忘れたために 後で後悔することになりました。

 (下降点付近から見た稜線)

大門沢下降点から20分歩いた所にある広河内岳から急斜面を下ると、その先に 大きな
アップダウンはありませんが、稜線の登山道には道標もペンキの印もないので、小さな
ケルンだけを頼りに歩きます。

 (広河内岳の標柱)

踏み後が薄いうえに 度々登山道が途切れる稜線を2時間歩いて広い台地に着きましたが、
ここには山梨百名山の標柱が見当たりませんでした。

 (広い台地、後方が塩見岳)

高山裏避難小屋の管理人が「笹山の山頂は広いからガスが出たら迷う」と言っていたし、
周囲に ここよりも高いピークが見当たらないので ここが笹山だと思うのですが 断定でき
ませんでした。

※ 隣に塩見岳が見えるうえに磁石を持っていたので、地図を忘れたのが悔やまれました。

 (この台地にいたオコジョ)

幾つかの山梨百名山で標柱が無くなっていることから、笹山も標柱を捨てられたんじゃ
ないかと思って1時間近く探したものの 結局 見つけることが出来なかったので、ここで
記念写真を撮って引き返しましたが、帰宅してから調べたら そこは白河内岳で、笹山は
その奥にある低い山だと判明した時にはガッカリしました。

現在は東海パルプが設置した立派な標柱が立っていますが、私のような苦労をする
  人が2度と出ない為にも、標識を捨ているという行為は 絶対にやめて欲しいと思います。

     
____(白河内岳の山頂にて)________(東海パルプが設置した標柱、2009年

大門沢下降点まで戻って そこから大門沢小屋に下りましたが、この登山道は 樹林帯の
中は段差が大きくて、高度を下げると小石が滑って歩きにくくなるので、ザックの重さも
あって かなりきつかった。

大門沢下降点から1時間40分下りて大門沢小屋に着きました。

 (2009年の大門沢小屋)

14時に大門沢小屋に着いた途端 突然 土砂降りのにわか雨が降ってきましたが、
レインスーツを着る間もないような勢いだったので、到着が あと2〜 3分遅かったら
ズブ濡れになっていたと思います。

今日のうちに奈良田温泉まで下りる予定だったのですが、雨宿りをしたら歩くのが嫌に
なったので 大門沢小屋に宿泊することにしました。




(大門沢小屋) ※ 大門沢小屋のオフィシャルサイトはこちらです。

大門沢小屋は皇太子殿下がお泊りになられたことがある山小屋で、その時に 建て増したと
思われるプレハブ小屋の2階に宿泊しましたが、週末だというのに 宿泊者は数人でガラガラ
でした。

普通は 殿下が登られると登山道と山小屋(特にトイレ)が整備されるものですが、(水はある
ので水洗にするのは難しくないと思うのですが)大門沢小屋のトイレは 汲み取り式でした。


いかつい顔をした若主人の態度が横柄だったのもイメージが悪く、食事は高齢の夫婦が
担当しているようで、おかずは 山盛りになった山菜の煮物だけでした。

庭先に500円で使えるシャワーがありましたが、汗を流すのは 奈良田温泉まで我慢しました。

 (2009年の大門沢小屋のシャワー施設)

大門沢小屋から奈良田までの状況は2009年のレポに記載してあります。



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___________奈良田周辺にある温泉をこちらにまとめました。


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(2002年) (2006年) (2009年)




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